日曜日に、IPAのプロジェクトマネージャ試験を受けてきました。
これまでIPAの高度試験は何度か受けたことがあるのですが、 最後に受けたのがもう10年以上前で、 当時どういう試験を受けたのかよく覚えていません。 基本的には1〜2週間前ぐらいから突貫で暗記してこなしてきましたが、 プロジェクトマネージャのように午後Ⅱに論文のある試験は受けたことがありませんでした。
今回受けることにした理由として、 新卒でクラウドベンダーにそのまま入社してしまったので、 お客様・SIベンダーの仕事の前提となっている知識を 身につける機会がなく、いい機会だと考えたからです。 私にはプロジェクトマネージャの経験は全くないので、 経験者を前提としている試験の趣旨からして、 お呼びでない人間ではないとも言えます。 そうはいっても資格試験でも受けないと強制力が働かないので、 あまり試験要領を読まずにとりあえず申し込みだけしておきました。
試験対策は9月に入った頃から緩やかに始めたのですが、 これまでの高度試験と明らかに毛色が違っていることに気づきました。 論文のない高度試験と違い、 プロジェクトマネージャでは 論文をいかに素早く題意通り記述できるかが最大の難関といえます。 知識の習得はあくまでおまけという位置付けに近く、 論文の攻略にはそこまで寄与しないので、 当初狙っていた意図とずれていた印象はあります。 とはいえ、午前Ⅱの対策もしながら、EVMのような基礎知識を 理解できたのはよかったと思っています。
試験結果はまだ分かりませんが、午前Ⅰ・Ⅱはマークミスがなければ通っていそうなので、 午後の結果を待ちたいと思います。 問題の論文は、前日の追い込みで準備したリスクマネジメントの問題が出たので、 リスクの部分をアレンジしながら、何とか指定文字数は書ききりました。 午後Iの文章題も意外と難しかったので、実は落とされているかもしれません。 いずれにせよ、しばらく結果待ちです。